something beautiful...

心に美しくふれるものを求めて... something that touches your heart in a beautiful way...

【小説 X 英語】ショーシャンクの空に、を読んで

 

こんにちは、kanataです。

インプットとアウトプットをくり返すことの大切さを改めて感じる今日この頃です。何かを学んだら実践してみる、また新しいことを学んで実践する。芸術作品に触れる、自分でも何か創ってみる。などなど。The list goes on...

 

今回の記事では、映画「ショーシャンクの空に」の原作となった短編小説から、「これは!」と思った言葉たちを紹介したいと思います。(日本語は個人の意訳・要約です)

 

 

 

この文章の表現、おもしろい!

 

I think there was a lot of bad luck floating around that night.

たぶん、その夜は、たくさんの不運が、そこらじゅうに漂っていた。 

 

 

And he smiled his small, composed smile and asked Stammas what would happen to a block of concrete if a drop of water fell on it once every year for a million years.
一滴の水が1年に1回ずつコンクリートのカタマリに 落ちて、これが100万年間続けばどうなるか。
 
これ、あれだ。あの、ことわざに似てますね。

水滴石穿 绳锯木断

shuǐ dī shí chuān shéng jù mù duàn

(忍耐して続ければ)水滴でも石を穿つし、縄で木を切ることもできる 

「千里の道も一歩から」に類似した中国のことわざを集めてみた

 
Andy felt that he had finally gotten one foot in the door and he simply redoubled his efforts.
 ずっと手紙を書き続けていたけど、ずっと返事もなく無視されていた(ドアが閉ざされていた)。それがやっと返事をもらい手応えを感じた(閉ざされていたドアに片足を入れた)。それから手紙を書く回数を増やした。
 
 
But Andy wasn't the type to tell him; he would only smile and turn the conversation into some other channel.
(テレビのチャンネルを変えるみたいに)話の話題を変える。
 
 
He said it was as if Tommy had produced a key which fit a cage in the back of his mind, a cage like his own cell.  Only instead of holding a man, that cage held a tiger, and that tigers name was Hope.
 頭の中に檻があって、その中にはトラがいる。希望という名のトラが。
 
Tommyが、この檻のカギを作って、希望という名のトラが暴走してしまう様子が本の中で上手に描かれています。
 
 
Shawshank is no Canon City, but in a rural area a man humping his ass across country in a gray pajama suit sticks out like a cockroach on the wedding cake.
 ショーシャンク刑務所から脱獄する囚人が、囚人服を着て田舎町を通る姿は、結婚式のケーキにゴキブリがいるくらい目立つ。
 
読みながら笑ってしまった。
「なんだ、この例え方!?」って思いませんか?
 
そういえば、別の作家さんもゴキブリを比喩に使ってた。
When the lights came up, they fled like cockroaches into the night.
(映画上映終了後)、電気がついた瞬間に、観客はゴキブリのように夜の街に消えていった。
I know it in my heart as surely as I know that we're all going to die someday.
 これに関しては確信をもっている。人はいつか必ず死ぬんだという確信と同じくらいの確信だ。
 
 

印象に残った言葉たち

 
But I don't have to listen to rumors about a man when I can judge him for myself.
彼がどんな人なのか、自分の目で見て判断できるんだから、彼に対するウワサ話を聞く必要はない。
 
 

"But it isn't just a piece of paper that makes a man. And it isn't just prison that breaks one, either."

一枚の紙切れ(卒業証書)が、その人の価値を決めるわけじゃない。 刑務所が、その人の人生を台無しにするわけでもない。

 

make(作る)とbreak(壊す)という対比的な表現が使われているのも面白い。

そして思い出したのは、こちらの名言。

 

f:id:live-yourlife:20160327194426j:plain

【ドラえもん】名言・迷言・暴言集 (※キャラ別コマ画像有) - NAVER まとめ

 
 
After all, you can't lose if you don't bet.
賭けなければ負けることもない。
 
 
Writing about yourself seems to be a lot like sticking a branch into clear river-water and roiling up the muddy bottom.

 自分について書くことは、透きとおった川の水に枝をつっこんで、底に溜まったドロを浮き上がらせるようなものだ。

 
 
It always comes down to just two choices.
Get busy living or get busy dying.

最後の選択肢は、いつも、この2つ。

一生懸命生きるか、死んだように生きるか。 

 

映画でも出てきた名言ですね。自分で考えて意訳してみました。

ちなみに、映画の中では、「必死に生きるか、必死に死ぬか」と訳されています。

 

 

感想

 

著者のスティーブン・キングにただただ脱帽です。1つ1つの表現が上手に作り込まれていて、「それを、それに例えちゃうんだ!」とか「そんな表現、初めて読んだ!」などなど、多くの刺激を受けました。

 

この物語の語り手は、レッドという囚人で、レッドが主人公のアンディと直接関わって書かれた部分と、アンディについて人から聞いた話や推測で書かれた部分などがあり、そうして物語が進んでいく。そういう書き方も面白いなって思った。小説を書く上で参考になることが、たくさんあるけど、それだけじゃない。

 

読み終わった後の読後感、最高です。

 

「希望」がテーマの短編小説だけど、実際に読み終わった読者の心に、その感情を植え付けてくれる。言葉1つ1つが集まって、文章になって、1ページ、1章につながって、1つの物語ができあがって、それが誰かの心を動かしちゃったりするんだから、すごいなーって思いました。

 

 

最後に

 

この本には春夏秋冬をモチーフにした4つの短編小説が収録されていて、「ショーシャンクの空に」は春。そして、もう1つ映画化された短編が、秋の「The Body」、スタンド・バイ・ミーという映画の原作。これも、また読んだら記事にしたいと思います。

 

こちらも、ぜひぜひ、読んでみてください!

Different Seasons (English Edition)

Different Seasons (English Edition)

 

  

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)

 

 

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

 

 

 

 

では、では、

今日もいい日になーーーれ

 

follow us in feedly

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

こんな記事も書いてまーす。