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【まんが感想】7SEEDSを一度は読んでみてほしい

 

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こんにちは、kanataです。

今回は、(今のところ)1番好きなマンガ「7SEEDS」について。

 

 

余談ですが、翻訳の作業が終わった後、無性に読みたくなった。(2年前くらいに初めて読んで、今回は2回目。)何か、ものすごく頑張った後って、自分にご褒美をあげたくなりませんか?これ頑張ったら、これしよう、みたいな楽しみ。

 

注意:ネタバレありです。

最近思う。ネタバレなしに感想書くのって難しい。このマンガの場合、あらすじを説明する時点で、既にネタバレ。大したことじゃないかもしれないけど、ネタバレといえばネタバレ。私は、あらすじとか予備知識一切なしで読み始めたので、なぞを1つずつ解きながら読み進めていく感じが面白かった。本当におすすめのマンガなので、まだ読んだことがない人には、この記事の続きを読む前に、ぜひ読んでみてほしい。ネタバレ気にしないよって方は続きをどうぞ。誰が死ぬ死なないとかなどのネタバレはありませんので、ご安心を。

 

 

あらすじ

 

巨大いん石が地球に衝突し、人類は滅亡。「7SEEDS計画」により、7人1チーム(ガイドを入れて8人)の5チーム(春、夏A、夏B、秋、冬)が冷凍保存され、人類滅亡後の未来で生きる、という物語。

 

このあらすじを知って読み始めるのと、知らずに読み始めるのとでは全然違う。知らずに読むと、「え、何が起こったの?」「ここどこ?」「え、どういうこと?」って、登場人物たちと一緒に困惑し、物語の世界にどっぷりはまれる。

 

あらすじは、白文字にしてあるので、どうしても見たい方はハイライトして読んでくださいね。(面倒くさいですね、すみません...)

 

 

ナツの成長していく姿

 

このマンガの、たくさんある見どころの1つは、主人公ナツの成長。「成長」って言葉1つで終わらせてしまうと陳腐な、ありきたりな響きだけど、1巻のナツは、本当に頼りなくて、引っ込み思案で、見ててどうしようもないくらいオドオドしてるんだけど、続きを読んでいくと、できなかったことや、今までならしようとも思わなかったことに挑戦していくんです。

 

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なんというか、毎回、少しずつ自分を押し出してく感じ。今までは、ここまでが自分のコンフォートゾーンだったんだけど、勇気を出して一歩ふみ出してみる。そして、その場所に慣れてきて、そこが自分の新たなコンフォートゾーンになったら、また次の一歩をふみ出す。これをくり返し(決してスムーズな道のりではない)、変化していくナツの姿を追っていくのが面白い。

 

主人公と書いたけど、この物語の主人公は、ある意味で、すべての登場人物なんじゃないかと思う。それぞれに上手にスポットライトが当てられている。

 

 

恨みの連鎖

 

7SEEDSプロジェクト発案者を恨む安居(あんご)たち。その発案者の1人を父に持つ花。思い出したのは「クラッシュ」という映画。(現在dTVで配信中)アメリカLAが舞台で、人種問題が描かれている。ときには、異なる人種の人から理不尽な思いをさせられ、ときには、異なる人種の人(別の人)にひどい仕打ちをし、ときには、助け、助けられ。

 

自分がヒドいことをされたから、今度は、その人の家族に復讐する。そうしたら、またどこかで、それが返ってくる。誰かを恨む感情でしたことが、また新たな恨みを生む。それが印象に残った。

 

誰も悪くないといえば、誰も悪くない。みんな、それぞれの事情や気持ちがある。お互いさまといえば、お互いさま。みんな、傷つけ、傷つけられて生きている。

 

子どもの頃は、はっきりとした悪役とヒーロー・ヒロインがいる物語を好んだ。とても分かりやすい。悪者をやっつけてハッピーエンド。でも今は違う。悪役っぽいけど、決して悪くはない。ヒーロー・ヒロインなんだけど弱さや汚さもある。そういう曖昧なものに惹かれる。

 

最近は、色々とあまり深く真剣に考えすぎることなく、「まあ、お互いさまだよね」ってことだけ忘れずに心の片隅に置いておくようにしている。

 

恨みの連鎖って書いたけど、理不尽なことをしたら、その人に仕返しされなくても、巡り巡って返ってくる。色々な人(自分を含む)や状況を観察していると、そのように見受けられる。人に味わわせた屈辱や痛みは、いつか(遅かれ早かれ)、そっくりそのまま自分も味わうことになる。でも逆(善意・善行)もしかり。

 

この前、初めて「グリーンマイル」という映画を観たけど(こちらもdTVで観れます)、それにも似たようなことが描かれていて強烈に印象に残った。スティーブン・キングの小説が原作の映画で、ずっと気になってたけど、「不思議な力を持つ心の優しい黒人死刑囚が処刑されるまでの話」っていうあらすじだと聞いていて、あまり魅力を感じず、観る気にならなかった。

 

最近、なんとなく「観てみようかな...」ってなった。すごくよかった。スティーブン・キングの作品は、登場人物1人1人が上手に細やかに描かれている。「あ〜、こういう人も、ああいう人も実際にいるよね」みたいな。状況も「あ〜、こういうこと、現実世界でもあるよね」みたいな。恨みの連鎖も。ときには、それは、観ていて切なかったり、心苦しかったり、残酷なんだけど、でもこのような現実も確かにあるんだ、って。

 

映画とか小説とかマンガとか、なんでも「時」があるんじゃないかと、最近思う。たとえば、今は観るべきときじゃない、観ても大きな感動がなかったり、終わった後に何も残らなかったり。でも1年後観てみると、最近ずっと考えていたことに対する答えがあったり、納得できなかったことが納得できるようになったり、今必要としているものが、そこにあったりする。

 

 

知恵の共有

 

こんな状況(マンガの中の設定)だからこそだけど、お互いの知恵や情報を出し合って、その場その場の目的を達成していく。自分のできること、役に立てることを、それぞれ、テーブルの上に出し合って、そこに出たもので、じゃあ何ができるかなって考えていく。

 

海外ドラマ(ホワイトハウスだったと思う)の一場面を思い出した。穴に落ちて、そこから、どうやって這い上がったらいいのか分からないときは、同じ穴に落ちたことがある人が助けてくれる。「自分も、その穴に落ちたことがあるよ。だから大丈夫。這い上がり方を教えてあげる。今からそっちに行くから、一緒に登ろう」みたいな感じだった。アルコール依存症を穴に落ちると例えていたと思う。

 

人と人との化学反応も面白い。似たような人が集まると似たような発想になってしまったり、できることが限られる(このマンガでは、あまり似たような人は出てこない)。でも1人1人の個性の違いで、その個性が違えば違うほど(かみ合うのに時間がかかるかもしれないけど)可能性が広がる。その場のメンバーが変わると、また違った雰囲気になるのも興味深い。

 

ブログやインターネットの世界も似ているのかなって思った。たとえば、自分の周りに同じ趣味や目標や悩みを持った人がいなくても、インターネットを探せば、誰かいる。料理のレシピ、オススメの映画・本・音楽、DIY、健康、自己啓発、学習法、色んな社会制度の説明、などなど。「そっか〜、そういう考えもあるよね。」「それ知らなかった、面白そう」「それ、いいな〜、自分もやってみよう」「分からなかったことを分かりやすく説明してくれて、ありがとうございます」などなど。色んなことを、みんなで共有する。

 

そして、自分も何か発信してみる。

 

 

【おまけ】なんとなく好きな場面

 

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この自由な感じ、いいな〜

 

 

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この二人のやりとり笑

 

 

7SEEDS 1  フラワーコミックス

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  • 作者: 田村由美
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/03/26
  • メディア: コミック
 

 

 

最後に

 

「ブログ記事を30日1記事3000文字以上」28日目終了。

残り2日なり。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。