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映画スタンド・バイ・ミーの題材となった作家スティーブン・キングの幼少期

 

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こんにちは、kanataです。

洋書コーナーに行くと必ず目にする、小説のタイトルよりも大きい文字で書かれた作家の名前「STEPHEN KING」。スティーブン・キングといえば、ホラー小説。「キャリー」「グリーンマイル」「ミスト」などなど、映画化された作品も数知れず。

 

初めて、映画「スタンド・バイ・ミー」を観たときは気づかなかった。最後に「原作スティーブン・キング小説The Body(死体)」って出てきて目を疑った。「あれ、これ、ホラー映画じゃないし、血が飛びちってないけど。」「こういう感じの話も書くんだ...」って。ちなみに、映画「ショーシャンクの空に」も原作はステウィーブン・キングで、正直、それも、なんか、意外だった。

 

映画「スタンド・バイ・ミー」の感想記事はコチラ

 

この記事では、もとの英文記事とともに、ステウィーブン・キングの映画スタンド・バイ・ミーについての発言と原作の題材となった幼少期をまとめていきたいと思います。

 

What's the best movie ever made from one of your books?
Probably Stand by Me. I thought it was true to the book, and because it had the emotional gradient of the story. It was moving.  And you have to remember that the movie was made on a shoestring. It was supposed to be one of those things that opened in six theaters and then maybe disappeared. And instead it went viral. When the movie was over, I hugged him because I was moved to tears, because it was so autobiographical.

 

「あなたの小説を原作とした映画で1番は?」

「おそらく、スタンド・バイ・ミーでしょう。原作に対して忠実だと思ったし、感情の変化も上手に表現されていた。(省略)限られた製作費で撮影された映画だったので、はじめ、6つの映画館で公開されて、そのまま消えてしまうかもしれなかった。でも、映画は結果的に、どんどん広まり、ヒットした。映画の試写会が終わったとき、私は、涙目で監督にハグした。映画の内容がとても自伝的だったから。」

 

英語メモ:it went viral

ウィルス(virus)が広まっていくように、何かが広まっていく(流行する)こと。「バズる」ともいう。

 

 

作家スティーブン・キングは、1947年9月、メイン州ポートランド市に生まれた。彼の父は、彼が2才のときに家を出て、彼の母は、ときとして苦しい経済状況の中で、彼と兄デイビッドを女手一つで育てた。数年間、仕事を探しながら引越しを続けたが、キングが11才の頃に母の実家メイン州ダーラム市に戻り、母は、兄弟から報酬をもらいながら、両親が亡くなるまで世話をした。キングは、ダーラムで、小学校5年、6年の教育を、4人の子どもたち(スタンド・バイ・ミーの登場人物につながる)とone-room schoolhouse(2つ以上の学年を1つの教室で教える学校)で受けた。「The Body(スタンド・バイ・ミーの原作小説)に出てくる多くのことは単なる歴史です。脚色されてはいますが。」とキングは言っている。

 

アメリカのOne-Room Schoolhouse

www.youtube.com

 

「10年間くらい、私の家族は経済的に困窮していました。食べものが必要なときは親戚が持ってきてくれ、服は、すべて古着でした。何もかも足りていない中で、唯一足りていたものは(言葉に出してしまうと陳腐に聞こえるけど)、母の愛でした。そういう意味で、子どもと全く時間を過ごさない、他の中級クラスや裕福な家族よりも恵まれていたと思います。」

 

幼い頃、キングは恐ろしい事件を目撃します。「私が、まだ4才の頃。母の話では、私は近所(鉄道線の近く)に遊びに行っていたようです。遊びに行った1時間後に、母が言うには、幽霊のように白い顔で、私は帰ってきました。その日、一日中、私は何もしゃべらず、なぜ母の迎えを待たずに帰ってきたのか、なぜ、帰りたい、と友達の家から電話をしなかったのか、なぜ1人で帰ってきたのか、何も母に話さなかった。後から分かったことは、私が一緒に遊んでいた友達が貨物列車に引かれたこと。その事件が起こったとき、私が、そのそばにいたかどうかは分からない。私には、その時の記憶が全くない。事件の数年後、母から聞かされたから知っているだけ。」

 

批評家の中には、この事件がきっかけで、キングの闇がかった想像力が開花したのではないか、という人もいるが、キングは否定している。

 

「子どものときは、色んな感情に取り付かれていました。友達はいたけど、幸せではなかったし、自分は他の子とは何か違うと感じていました。(省略)私は、「死」というものを恐れると同時に魅了されていました。一般的な死と、自分自身の死についてです。当時は、自分は20歳までは生きられないと確信していました。ある晩、人気のない暗い道を歩いて帰る途中で、何かが飛び出してきて、自分の人生は終わる。ずっと、そのように想像していたのです。」

 

スタンド・バイ・ミーのゴーディのように、キングは早く(6才か7才の頃)から書き始めました。小学生の頃、彼の兄が発行していた学生新聞の記事を書き、映画を元にした物語も書いていました。

 

スタンド・バイ・ミーの原作小説は、早い段階から書かれていたけど、実際に出版されたのは、その8年後。ずっと書きたいと思っていた物語。「自分が覚えている幼少期の経験を書きたいと、ずっと思っていました。その多くの経験は面白いもので、中には悲しいものありました。自分が知っていた人たち。一緒につるんでいた、特にどこにも向かっていなかったような人たち。」

 

「アイディアが来ない。ひらめきが来ない。そんな風に、何も来ないときは、押さないこと。横に置いておくのです。一番大切なことは、言葉にするのが難しいのです。それについて話し始めると、その輝きを失ってしまうからです。」

 

 

【おまけ】読んでみたいスティーブン・キングの小説

 

Lisey's Story (English Edition)

Lisey's Story (English Edition)

 

日本語版:

リーシーの物語 上 (文春文庫)

リーシーの物語 下 (文春文庫)

 

If you had to pick your best book, what would it be?
Lisey's Story. That one felt like an important book to me because it was about marriage, and I'd never written about that. I wanted to talk about two things: One is the secret world that people build inside a marriage, and the other was that even in that intimate world, there's still things that we don't know about each other.

Stephen King: The Rolling Stone Interview | Rolling Stone

1番の作品を選ぶとしたら、どの作品ですか?

リーシーの物語。結婚に関する話で、初めて結婚がテーマのものを書いたので、自分にとって大切な作品です。この作品では、2つのことについて書きたかった。1つは、結婚の中に人々が築く秘密の世界。もう1つは、そのような近しい関係(世界)でも、お互いのことについて知らないことが、まだある、ということ。(Rolling Stone インタビューより)

 

 

Different Seasons (English Edition)

Different Seasons (English Edition)

 

日本語版:

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

映画「スタンド・バイ・ミー」と「ショーシャンクの空に」の原作が含まれる小説4編。 

 

 

11.22.63

11.22.63

 

日本語版:

11/22/63(上) (文春e-book)

11/22/63(下) (文春e-book)

過去の世界にタイムスリップ。1963年11月22日ケネディ大統領暗殺事件を阻止できるかもしれない。

 

 

最後に

 

「ブログ記事を毎日30日1記事3000文字」17日目終了。

(今は、2日に1記事のペースで落ち着いています)

残り13日なり。

 

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