自分プロジェクトな日々

ささやかでもいいから、自分プロジェクトをたくさん持っていると毎日が充実します。(松浦弥太郎)

「帰国子女」と呼ばれる人のアイデンティティについて考えてみた。

 

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こんにちは、kanataです。

最近は、まとめ記事を書くことが多かったのですが、久しぶりに自分が以前から考えていたことや感じていたことを書いてみようと思います。

 

「帰国子女」

世間一般では、自分のような日本国外で生活して日本に「帰ってきた」人のことを「帰国子女」と呼んでいます。この「帰国」という言葉に、いつも違和感を持っていました。昔は自分のアイデンティティについて悩んでいました。「自分は何人なんだろう?」(戸籍には自分の国籍が一応記載されているけど、何か違う気がするし...)「自分の故郷はどこだろう?」

 

今そんな風に悩んでいる誰かのために、そして昔の自分のために、この記事を書きたいと思います。まずは、いつか誰かが、「ああでもない、こうでもない」と悩んでばかりだった自分に言ってくれた言葉。

 

そこにある問題について考えるのはいいけど、別に悩まなくてもいいんじゃない?

 

うん、だから、考えてみた。

 

2つの気持ち

 

日本にずっといると息苦しくなる。

ルールや人の目を気にする文化。「こうでなければならない」という日本の常識(世界の非常識)。満員電車や夕方の混雑したスーパーやお店など、いちいち人と人との物理的距離が近いこと。美術館に行っても(週末だったのもあるけど)ゆっくりと1つの絵を見れなかったこと。

 

でも日本から出ると日本が恋しくなる。

個人的には、まず緑茶が恋しくなる。4つの季節があるのも日本の美しさの1つ。日本人の奥ゆかしさ。日本の漫画に勝るものはない。ディズニー映画も好きだけど、やっぱりジブリの方が、どこか懐かしい感じがして好き。

 

好きだけど嫌い。嫌いだけど好き。ずっと一緒にいたくはないけど、離れると何かが欠けたような感覚になる。そんな感じ。

 

 

自然環境が与える影響

 

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去年、子供時代を過ごしたカナダに行ったときに気がついた。天気の雰囲気が違う。カナダの晴れ方と日本の晴れ方は違う。カナダの晴れの日は、日本の晴れの日よりも晴れ晴れとしていて、気分的にも、とてもすがすがしいと感じた。逆に日本の曇りの日よりもカナダの曇りの日は気分がドンヨリした。もみじの色や形も違う。上と下、どっちがどっちだか分かりますか?

 

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こんな風に、住む場所の自然環境が人や文化に与える影響ってあると思う。曇りが多いと気分が暗くなったり、1年中夏(雨期と乾期がある)だったり、山に囲まれた場所だったり、海の街だったり、風がいつも吹くような場所だったり。

 

 

子供時代を過ごした場所

 

日本で生まれ日本で育ち、大学の時にアメリカへ留学した友達が言っていた。「英語でだいぶ話せるようになったし、友達もできたし、英語で冗談を言えるくらい親しくなった。でも皆(留学生じゃなくて現地の学生)が例えば子供の頃見ていたアニメの話とかになると会話の中に入っていけない。皆には共通の共有できる懐かしい何かがあったけど、自分にはなかった。育った世界が違うんだって。しょうがないことなんだけど、少し寂しい気持ちになった。」

 

この話を聞いて、1つ思ったことは、子供の頃に過ごした場所って大切なんだなってこと。日本の中でも、東京に上京して、同じ出身の県民と出会うと嬉しいし。ハーフの友達でも、日本で生まれ育った人は、見た目が日本人じゃなくても「自分の故郷は日本だよ」って当たり前のように言う。その答えにほとんど迷いは感じられない。

 

 

たどり着いた場所

 

1つの故郷(場所)や1つのアイデンティティにこだわらなくてもいいんじゃないかな。

 

素敵な記事を見つけたのでシェアしたいと思います。

It’s not a new idea that whenever we learn a new language, we create a new identity for ourselves – and even take on a slightly different personality.

Some multilinguals may feel that they don’t have a ‘true’ identity because they have a little bit of this and a little bit of that. However, I agree with Tim Keeley who said in his talk that we shouldn’t get too obsessed with having one ‘true’ identity. It’s OK to have multiple identities, with each of them being as ‘true’ as the other ones.

10 things I learned at the 2015 Polyglot Gathering | 5-Minute Language

新しい言語を学ぶ度に新しいアイデンティティが生まれるのです。その新しいアイデンティティは今までの自分の人格と少し違う場合もあるのです。2ヶ国語以上話す人の中には、自分は中途半端な存在で「本当の」アイデンティティがないように感じる人もいるかもしれません。でも私は Tim Keeleyが彼のスピーチで言っていたことに同感です。1つの「本当の」アイデンティティを持つことに、こだわるべきではありません。アイデンティティがいくつあってもいいのです。どれも「本当の」あなたなのです。

 

 

まとめ

 

例えば、小学校、中学校、高校と一緒だった友達。親のいる実家に帰れば、集まる、いつものメンバー、地元の友達。そんな場所を持っている人を、うらやましく思ったこともある。今でも、いいな〜って気持ちは少しある。

 

でも、自分には世界の色んな場所に友達がいる。子供の頃、裏庭の松ぼっくりで秘密基地を一緒に作った(作ろうとした)子、人生で1番ツラいときに会いに来てくれた子たち、その他色んな思い出を共有する子たちが地球のどこかにいる。

 

どっちが良いとかではなく、自分が持っているもの、自分が育った環境に感謝したいということ。

 

 

追記:帰国子女に向けたメッセージのブログ記事を発見

Marginal Soldier: 日本への進学を考える帰国子女のみなさんへ

1.英語ができないフリをする

2.男女は平等ではない

3.日本語を学ぶこと

4.本音を言ってはならない

5.ネットとは距離を置く

 

追記2:

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。1人1人がそれぞれ納得できる答えが見つかりますように...。「この記事、あの子に、あいつに、読んでほしい」そんな人に下のボタンからシェアしていただければ嬉しいです^^

 

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