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something beautiful...

心に美しく触れるものを求めて... something that touches your heart in a beautiful way...

カナダの先生から学んだブラックジョークの面白さ

文化

 

この前、カナダの中学校での成績表が出てきて、担任の先生のことを思い出した。

 

担任の先生は歴史の授業(カナダの歴史)を担当していたが、毎回のように皮肉のきいた冗談(ブラックジョーク)を飛ばしていた。はじめは、新鮮というか斬新というか、何か不思議なことわざでも聞いているような感じだった。はじめは、よく分からなかったけど、だんだんと理解できるようになって、芸術的センスにも似たような笑いのセンスの世界に魅了された。今でも覚えている、先生が言った冗談が2つある。

 

 

生徒A:Can I go to the washroom?

 

先生:Yes you can.

 

生徒B:Can I go after her?

 

先生:No you can’t.

 

生徒B:???

 

先生:You can’t GO AFTER her.

 

笑笑笑

 

分かりますか?

 

解説:生徒Bは生徒Aの後にトイレに行っていいか先生に聞いただけ。でも「go after~」っていうフレーズには「~のあとを追いかける」みたいな意味もあり、しかも生徒Aは女の子で生徒Bは男の子だったので、余計に面白い感じだった。

 

 

 

授業中、ガムを噛んでいる生徒を見つけて。

 

先生:What do you have in your mouth?

 

生徒:Nothing.

 

先生:I didn’t ask you what you have in your head.

 

分かりますか?このちょっとひどい感じ。

 

解説:ガムを噛んでいる生徒に「口の中に何があるのか」先生が聞く。「何もない」と生徒が答える。「君の頭(脳みそ)の中身を聞いたんじゃない」と先生。

 

ひーー。

 

 

あ、どうでもいいけど、教室の机や椅子の下には必ずガムがくっついていたなー。なんで、あんなことするんだろう?赤信号も皆で渡ればこわくない、的な感じなのかな?もはや、机や椅子の下にガムがくっついていることが、あたりまえですけど何か?、みたいな。逆にくっついてないと、え、なんでくっついてないの?変でしょ、みたいな。

 

 

ブラックジョークは海外ドラマや映画や一般の会話の中など、色んな場面で出てくるけど、日本人が初めて聞くと「???」みたいな感じになったり、意味は理解できても、その面白さは分からない、普通にひどいこと言っているようにしか聞こえなかったりする。

 

日本ではボケとツッコミがあって、ツッコむ側の人がボケる側の(天然と呼ばれるような)人を「イジる」。時として、ヒドい!と思えるようなツッコミもあるが、愛情表現だったり、その場を盛り上げるためのものだったり、コミュニケーションとしての「からみ」だったりする場合もある。

 

感覚的に、この、日本でいう「イジる」だったり「からみ」が英語でいうブラックジョークに似ている。

 

 

最近TEDカンファレンスのプレゼンを見ながら思った。プレゼンの中にもブラックジョークのようなものが取り入れられて、観客の笑いをさそっている。更に、同じ英語でも、アメリカのブラックジョークとイギリスのブラックジョークは若干違う感じがすることに気がついた。それは、東京の笑いと大阪の笑いが若干違うような感じに似ているのかもしれない。

 

 

まとめ的な感想:このブラックジョークというものの面白さが分かり、一緒に笑えるようになったとき、相手との距離が一歩近づく。